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やってます!  17 
 プジョー 406 ブレーク
まさかのトラブルです!!!
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今回は、フランス代表のプジョーです。
独特の乗り味と、非常〜に座り心地良いシートとあいまって
異色な存在を放つ車です。

この事例は、随分前の話になるのですが、書きかけの原稿が出てきましたので今回の紹介になります、あしからず・・・

この406は、フランス車に興味が有ったんだけど修理を何処でやれば良いのか分からず、手を出さなかったお客さんが、当社に来るようになって、「ごんちゃん!フランス車って直せる?」と尋ねてきたので、
「沢山は触って無いけど大体の物は直せるよ!」と応えると、
「じゃ〜買ってくるから、見て」と言って買ってきた人です。

初めは先代モデルの「405 セダン」を買ってきたのですがそれが、凄く調子が良く壊れなかったのですが、本人は如何してもブレークが欲しいくて、この「406 ブレーク」を買ってきた次第です。

本人いわく、「406は405ほど良いか分からないから、お試しで買ってみたとの事」、値段を聞くと本とお試し価格でした!!!
状態を見ると大きく壊れている所は無いし、大きな事故の形跡も無い固体でした、ただショックは抜けているみたいなので交換をする事にして、他に気になった事は有ると聞くと、ちょっと水温が高い様な気がする!、だたオーバーヒートをする訳でも無いし、ちょっとでも走ると下がるかな〜と・・・そんなもんじゃないの?フランス車だし??
これが後のトラブルになるのです。

何だかんだ言いながらも、半年以上を何事も無く使用していました
「そろそろ車検お願い出来る!!」と連絡貰うと早速予定を入れることに、いざ車を預かる時に何か有ると聞くと、「渋滞で止まってると水温が上がる!!!、それに伴ってエアコンの効きも悪くなる」
「でも、決してオーバーヒートはしないよ・・・」
と言う事でした、これは買った当初からのことでしたので、そんなもんでしょうとたかをくくってました。

予定どうり、車検作業を終わらしていざ検査場へ出発です。
この日は冬なのに天気が良く、暑い位の陽気でした、道中何のトラブルも無くすこぶる快調です、受付を終わらせて列に並びます。

どれ位待ったでしょうか、何の気なしにメーターを見ると「えっ!!」
水温がヒート寸前です!!!、「やばい如何したもんだ!」、エンジンを切っても直ぐには下がらない、「仕方ない走るか!!!」急遽
列を離れ、近所を走行しますそして出来るだけ水温を下げて戻ってきます、ここでアイドリングをすると又ヒート気味になるのでエンジンストップを繰り返します、ひやひやもんで検査を終了し帰路に着きます

もしかして、「水温が高い気がする!」と言うのは本当に高いのではと考えます、サーモスタットがロックしてるのかな〜、いや待てよ!!
さっきフロントに回った時、電動ファンが回って無かったよな〜・・・
でも電動ファンがダメだとすると説明が付く、止まったらダメだけど、走行して少しでも風が当たれば、水温は下がる!!!。

工場に戻ると、早速ファンを調べます、すると「あっ!、ダメだ!」しかも2個付いている両方が・・・げげ〜これ最初から壊れてたんだ〜
最初に言われた時に点検してればと、後悔先に立たずです・・・

新品は高いので、中古を探すのですが何処にも無いと回答、しかし以前にアルファでお世話になった、中古やさんに「306」のなら2個有るとの事、先方も「406」に使えるかは分からないけど、これなら直ぐ出せると言うので、とりあえず送ってもらう事に。

翌日部品が届き、おそる、おそる部品を比べると、案の上「羽」の大きさと若干形が違いました、でも良く見ると羽は交換できるみたいだし、モーターの取り付け事態も、少しの加工で付く見たい・・・

結果、OKでした!ある温度になると片方が「ぶ〜ん」と回り。エアコンを付けると、もう片方も「ぶ〜ん」てね、これよ、これよと納得する自分!!、でも本当に最初から気がついて、点検をしておけばと!
今更ながらに、反省をするトラブルでした。
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