やってます！　23

プジョーに代表されるフランス車、一部の車好きの間では評価の高い車ですが、一般の人たちの間では・・・

今回はそんな車一つ「プジョー４０６」のご紹介です。

乗った事のある人なら判りますよね？、あの独特の乗り心地、いわゆる「猫足」といわれる足回り。

今回はその秘密？を、覗いて見ましょう！！！

この車のオーナーさんは、以前に紹介しました「406」のオーナーさんです、前の406が思ったより
良かったので、少し長く乗れるようにと同じ406でも、この最終型をチョイスしたようです。
前の406はお友達が乗ってるそうで、どうもフレンチ菌に冒され始めているそうです・・・
最終型とは言っても、走行距離は結構走っていますのでそれなりのメンテは掛かりますが、同等クラスの国産車より安いです、その分メンテに予算を回せますので、ちょっと変わったのが良いな～
と言う方は、一度乗られるのも良いと思います、購入時にシェアに入れて見ては如何ですか？
そこで今回は、フランス車独特の乗り心地を取り戻そうと言う事で、ショック等の交換をしました。

上の画像で左から、アッパーマウントキット（ベアリング付き）、フロントショック、リヤショックです。
ショックは、お判りのとうり上が新品、下が装着されていた物です。
本来で有れば、プジョーの純正品をチョイスしようとしたのですが、オーナーさんが某オークションで
格安品のショックセット品を見つけ来ました、メーカーは「ＳＡＣＨＳ」です。
一様社外品になるので乗り心地的には如何かな？と言った疑問は有るのですが、現車に付いて
いたショックを良くみると、「Ｂｏｇｅ」の刻印が・・・お～ぉぉぉぉぉこれは、今「ＳＡＣＨＳ、Ｂｏｇｅ」と言って合併してる２メーカーですね、案外行けるかも！！！

ショックの交換その物は大して難しい事はありません、ただ少しのコツが有ります、これが多分フランス車特有の乗り心地を出しているのではないでしょうか？？？、左の画像を見てください、これフロントスプリングですが、自由長で500㍉チョット有ります、日本車ではこんなに長いのは殆ど見ません、しかもこれをショックにセットするには、約250㍉まで圧縮しなければなりません、作業した事が有る人は判りますよね、これが結構大変なのです、確かにコンプレッサーをかける時はショックにセットされている状態なのですが、それでも掛ける位置が悪いと、再度組み付ける時に締め付けが足りなくなるのです。しかもこれを車体に付けて、１Ｇの状態なると200㍉位まで縮むのです、これがあの独特の乗り心地を出すみたいです、勿論、ショックの減衰等やアーム類のレバー比のバランス等も有りますが、ここに秘密が有るのではないかと思います。

皆さんも「え～フランス車～」と敬遠しないで、乗られる事をお薦めします、ドイツ車、イタ車、アメ車とはまた違ったテイストを味わえる
はずです、何も決して新車を乗れと言ってるわけ無いので・・・

中古車探すと、結構安くそこそこの車が買えると思いますので！
自分で乗りつぶすんだと言う気が有れば良いのでは・・・

最後ですが、プジョーは左画像にあるスタビライザーのロッドにガタが出やすいので、定期的な点検をお薦めします、普通に走っていて「カタカタ」とが「コトコト」と言った音が出る場合は、ここのガタの
場合が大です、社外品で価格が安く耐久性も純正と、ほぼ同じのが有りますので。