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やってます!  16 前半戦
 アルファロメオ 145 クワドロフィリオ
今回は、イタリアンの代表車アルファ145の車検&タイミングベルト交換です。
当社で3回目の車検となるアルファです、この方は初期の頃からのお客さんです。前回の車検時に足回りを中心とした修理をしていますので、今回はエンジン関係と言う事になりました。
数ヶ月前に、クーラントが減るといった症状で修理をしたときに、エンジンから「ク〜」と言った音がしていたのでウォーターポンプがそろそろですねと言ったら、そういえばもうタイベル等の交換時期に
来ているとか!!!、3万キロ位の時に作業しているので。今約7万キロ、ほほ〜そろそろですね・・・アルファは4万キロで交換が安全策だそうです、国産じゃ考えられません!!!

ちなみに、その時の作業はヒーターバルブ(左の画像)からの漏れでした、アルファでは定番です、ただなんでこれだけの作業で
ダッシュ下半分を外さなければできないのでしょう?
しかも、バルブは何にも対策されて無いし〜、また漏るじゃん!
さすが、イタ車!!!、パチパチパチ・・・

では、今回の本題に行きます、先ずは車検を先に済ませます、その間にタイベル関係の部品等を発注して置けば車検が済み次第、作業に入れると考えいざ作業へ、サクサク〜サクサク〜と車検作業が終わり、検査に持ち込みます、検査場までドライブがてら試運転、ただ運転するだけなら良いんだけどな〜、ハンドリングは良いし、軽い車体に2Lのエンジンを積んでいるので走りが楽ちん、そのエンジンも気持ち良く回るし、ただ修理がね〜・・・

そんなこんなで、車検は無事OK!よ〜し後はタイベル交換だけだな〜、がんばるぞ〜と意気揚々と工場に戻ってくる、この後とに
想像を絶する出来事が、まっている事も知らずに・・・
工場に戻ると早速リフトアップ、昨日頼んでおいたタイベル関係の
部品はもう到着しています、予定どうりです。

まず、回りの作業の邪魔に成るものを外し、ファンベルトを外します、またこれがちょっとコツがいるのですがここらは、あいきょうと鼻歌まじりです、で良く見ると、クランクプーリーの開いてる穴からタイベルが見えてるではないか!!!え〜カバーしてねえのかよ〜
(画像5段目、かすかですがベルトが見えるの分かります〜)
やっぱ、イタ車だよな〜とここでもまだ余裕です。

何だかんだ言いながらも作業は順調に進みます、そしてカバーが外れたので中を確認し、来た部品もここで同じかどうかを比べて見ます、比べた感じではOKみたいです、一つタイベルのテンショナーが、プラスチック製のギアーから金属製へ改良されてました、そもそもこんな所に、プラスチックを使うなよな〜のりのり状態です。

では、いよいよベルトの交換作業です、え〜と1番の上死点は〜
カムプーリの合いマークは〜これだね!!!エンジンをクルクルと
まわす、ん!!!、ん!!!、あれ!!!、あれ!!!・・・
なんと、プーリー側には合いマークが有るのに、肝心のエンジン側に無い、無い、無い、やっぱり無い!!!、これってどうやってあわすのかな〜、ヘッドカバ〜開けてカム山を見れば分かるのだが
それでも、正確には合わないよな〜、もしかしてこの車だけ付いてないとか???、う〜ん、こんなの初めて???
ただよ〜く見ると、バランスベルト側にはマークが有るのだがこれが
見ずらい所に有るのだ、嫌がらせか〜!!!,ここらはイタリヤ人の芸術的センスが成せる技と、感心して要る場合じゃない!!

さて如何したもんだ、馴れている車ならある程度の所で出来るのだが、このエンジンは始めての作業である、出来れば正確にやりたいである、よし聞こう!!!、知り合いにこの手の車を得意にしているのがいるので早速電話を掛けて、尋ねてみると・・・
「プーリーにはマークが有るんだけど、エンジン側は?〜」
あっさり、「無いよ、無い!!!」、そんなキッパリ言わなくても・・・
ここから、イタ車特有の「罠」にはまるのです。
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 後半戦に続きます
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